行政視察に行ってきました!

皆様おはようございます。ここ3日ほどの雨は大変なものでしたね。やっと今日より落ち着きそうです^_^
各地で梅雨明けが宣言される中、早く北陸も梅雨明けしてほしいものです。今日以降天気よさそうなので梅雨明けしそうですね。

さて先週は救急救命講習を受講してきました。今秋に防災士を受講するための前段階です。昔何かで受講したことがある、「すいませーん、誰かいませんかー?」ってやつです。

f:id:ikemotomasaru:20170725173934j:image
大人になって受けてみると、「あなたAEDを探してきてください!お願いします!」、「あなたは、119番に連絡して救急車を呼んでください、男性の意識がありません。」としっかりと伝えることが必要ということを学びました。AEDの使い方も勉強できたので、もし自分ができなくてもできる人の手伝いや補助はできるようになりました。

f:id:ikemotomasaru:20170725174120j:image

うちの家内も、災害が起こり避難をするときや、もし家族に何かあった場合のためにも受講したいと言ってました。次回は私が子守をして受講してきてもらいます。子供同伴でいければよいかもしれませんね。しっかりポロシャツ着て白山開山1300年もアピールしました!まさかの田代議員が講師のお手伝いにおられました!さすがですね^ ^

夜は、白山市無形文化財の横江虫送りに文教福祉委員会の副委員長としてお招きいただきました。

f:id:ikemotomasaru:20170725174150j:image

初めての参加となるのですが、地域の歴史や、町の方の祭りにかける思いを感じることができました。しめは雨が降る中、子供相撲で市長や副市長、議長や地元市議が行司を務め、小さい子たちが一生懸命戦っていました。

f:id:ikemotomasaru:20170725174232j:image

費用対効果を見出すことが難しい事業ではありますが、こういった町の事業や伝統的なお祭りなどは人とのつながりを強め、街力を高めるためにも絶対に絶やしてはいけないものだと再確認いたしました。町の皆様お疲れ様でした。来年以降はお呼ばれしなくても参加しようと密かに決めました!

先週は初めての行政視察へ行ってきました。文教福祉常任委員会の視察で、今回は三重、愛知を回り4つの事案について視察してきました。

まずは三重県名張市役所へ、「地域福祉教育総合支援システム」について話を伺いました。

f:id:ikemotomasaru:20170725174305j:image
簡単に言うと、妊娠期から生まれて育って死ぬまで、一つの窓口で相談できるというものです。白山市でもそれぞれのサービスはどこにも負けないほどのものがありますが、行政の体質上どうしても縦割りになっています。非常に良い仕組みなので白山市にも取り入れればよいのですがそのためには、行政のみではなく、町全体としてみんなで支えあうという風土が必要であることが確認できました。しっかりと取り組んでいきたいと思います。

次に三重県多気多気町へ「高校生レストラン「まごの店」」へいきました。

f:id:ikemotomasaru:20170725174350j:image

ここは2011年にTOKIOの松岡さん主演でドラマ化された舞台となった店です。高校生が部活動でレストランを経営しており、学生は店舗経営や運営の実践の場として社会へ出た時の厳しさを実体験できる。これはインターンシップで業務体験するのとも全然違うので良い勉強になります。また話題性などから観光資源となり、地元食材の地産地消や、商品開発などで産学連携にもつながっております。この事業は一人の行政マンがどうしてもやるんだという強い思いの元行動し、その時の町長が実行の英断を下したというものでした。また、お金の面も含め運営には一切関与せず行政はサポートのみとし自主性に任しているところが良いのだと感じました。
私は「食の観光」という思いの中で産学官の連携を図り、新たな発想が生まれ、商店街を含めた町の活性化につながり、伝統料理の伝承や食育といった文化、風土の継承にもなる食を前面に出したまちづくりを思い描いておりますので非常に参考になりました。

次に愛知県に移動して、名古屋市の「リニア・鉄道館」へ行きました。

f:id:ikemotomasaru:20170725174443j:image

f:id:ikemotomasaru:20170725174458j:image

白山市では鉄道の町を目指し、新幹線車両所を核とした観光産業振興のプロジェクトが進めていますがその一環で博物館や展示館のような見て歩くというものよりも、教育などに生かせるような、体感し体験する施設ということで視察にきました。
施設は素晴らしく良い取り組みなど沢山されていましたが、厳しい現実として、一年目の入場者数は111万人ほどだったが5年経過した去年度は43万人となりましたという報告。また、名古屋市の協力も得ながらとはいえ、黒字ではないという話も伺いました。白山市でも施設を作るということよりも街づくりにどのように生かすのか、どういった街づくりをするのかをしっかりと考えていく必要があります。

f:id:ikemotomasaru:20170725174528j:image

世界最速の蒸気機関車に世界最速の電車、世界最速のリニアが並んで展示されていました。

最後に愛知県の岡崎市役所へ行き「岡崎市スポーツ施設配置整備方針」について伺ってきました。

f:id:ikemotomasaru:20170725174553j:image

岡崎市では限られた財源の中で、計画的にスポーツ施設の整備を進めるために策定しているものですが、住民やスポーツ振興団体等にアンケートを取り重要性、緊急性、将来性などをしっかりと分析し、計画的に更新、配置していくものでした。白山市松任総合運動公園の再整備調査が今年度から始まりますし、市内のスポーツ施設の老朽化が進み更新時期を迎えております。そんな中、限られた財源の中で効率的に効果的に計画を練る必要を感じました。また実現可能な持続的なものではないといけないと感じました。

視察から戻り地区にあるあいのき保育園の夏祭りにお招きいただきました。

f:id:ikemotomasaru:20170725174731j:image

小さなお子達が太鼓をたたき、松任ばやしにてオープニングを飾りました。こういったところにも地元愛を育む心が配慮されていました。そのあとみんなでやぐらを囲み、踊りを披露していました。元気な笑顔に癒されました。

f:id:ikemotomasaru:20170725174756j:image

土曜日には鶴来総合文化会館クレインで開かれました、第13回白山市社会福祉大会へ行ってきました。

f:id:ikemotomasaru:20170725174818j:image

御供田幸子一座による福祉コントで幕が開け、地域福祉に貢献されている、団体や個人の方たちが表彰されました。本当におめでとうございます、そしていつもありがとうございます。社会福祉は行政のみではなく、地域が主体となり、連携、協働していかなければいけません。

夜は隣町内会の北相木5区のサマーフェスタにお呼びいただきました。

f:id:ikemotomasaru:20170725174857j:image

場所をあいのき保育所に変えての初めてのサマーフェスタでしたがたくさんの方の笑顔や、若い方たちの協力が素晴らしく、来場していた方も非常に楽しんでいました。近隣のいろいろな話を聞かせていただきましたが、全然時間が足りませんでした。

日曜日は待ちに待ったCCZフェスティバルでしたが、強風と大雨により中止となりました。地域の活性化のため、魅力発信のためここまでたくさんの準備をしてまいりましたが、自然には勝てませんでした、しかしこのみんなで事業を作り上げるために費やした時間は決して無駄になることなく、次なる事業に生かします。また地元を想う気持ちが一層強くなりました。

昼には北陸新幹線建設促進石川県民会議平成29年度総会が開かれました。

f:id:ikemotomasaru:20170725174925j:image

平成34年度までに敦賀まで開業、またその後大阪までの早期全線開業に向けて県民一丸となって取り組む決議がなされました。


とこの二週間もたくさんの行事がありました、中でもやはり初めての行政視察がこれからの9月会議の一般質問に向けて役に立ちそうです。しっかりと構想に落とし込み作戦を練って望みたいと思います。
最後までお付き合いありがとうございました。しっかりと頑張ってまいりますので、また皆様の叱咤激励、応援よろしくお願いいたします。