市民の声を拝聴

7月の最終週に土砂降りの雨が降りました。

 

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この日は自分の住む町『相木町の納涼盆踊り大会』で毎年1000人程度の町内の人たちが顔を合わせて踊り語らう町の一大イベントです^_^相木町青年団として、準備運営に携わっており開催を楽しみにしていましたが、大きな雨により中止の決定が下されました。

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私は地元に帰って15年たちますが、中止は初めてとなり非常に残念ではありましたが、それでも、その準備を一緒にした、町内会役員、婦人会、青年団のみんなで作った焼きそばや飲料を取りに来てくれる町内の方達をお迎えできたことがうれしく思いました。

 

同日に宮永市町の夏祭りに御呼ばれしていました。宮永市町は自分の実家がある街で、第二の故郷であります。そこでは目を疑うような光景になっていました。大雨の中キリコを引き太鼓をたたいて、皆びしょぬれになりながら祭りを楽しんでいました。

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お疲れさまでーすと声をかけると威勢よく「挨拶しろ」と近くのウッドデッキに登りその機会をいただきました。皆がびしょびしょに濡れながらも話を聞いてくれているので、もちろん私も傘を外しびしょぬれになりながらの挨拶となりました。

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終わった後はその場の祭り男たちとハグして気合を注入していただきました(^^♪

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キリコ担ぎも少しだけ参加させていただき、一緒に練り歩いていると、女性の方に声をかけていただきました。「池元勝は同じ年なんだけど頑張ってね!!」と、そして「旭丘小学校で学校の耐震改修工事があって、夏休みだけでは工事が終わらず、給食が3カ月無くなる。自前の弁当にするか、配色センターの弁当をお金を払って注文するか選んでほしいと言われた」さらに「配色センターの弁当は給食費より高いので一食当たりの負担が生じる」ということを聞かされました。なんだ、それは!!と疑問に感じて詳しく話を聞かせていただきました。

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後日、白山市の学校教育課と話しを詰めて、自分は建設に携わっていますので、工程管理の中で給食室を先行して工事するなど、どうにか工期を短くできないか、本当に1食当たりの弁当代は給食費より高いのか、それは人件費なのかそれとも食材費なのか、行政の都合で、学校に通う生徒の保護者に負担を生じさせるべきではない。食育の観点からも、できれば自前の弁当ではなく、学校が管理しているみんな同じものを食べたほうが良いだろうと、今後、別の学校でもこのような問題が起きた場合同じ対応をしてしまうのか、それではいけないだろうと改善を話し合いました。

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結果として、学校教育課も様々な機関と協議をして、給食の中止期間を3カ月から2カ月に短縮し、保護者にも新たな負担を生じさせることなく、給食費の中で対応ができることになりました。しかし、このような話を聞かせていただくまで対応できない後手に回る体制により、たくさんの方にご迷惑をお掛けして申し訳ございませんでしたm(._.)m

 

祭りへ行き何気なく聞かせていただいた話により、困っていることを行政と共に解決する。行政の方も一生懸命仕事をしていますが、考えが及ばないところなどあります。決してそれは手を抜いているのではありません。それぞれがそれぞれの立場で一生懸命考え行っている結果です。そこに少しだけの想いのすれ違いがあっただけです。市議会議員はそのすれ違いをすり合わせるそのような存在でもあります(^^♪そのような仕事をさせていただいているんだなと改めて考えさせていただきました。